【巨人】戸郷翔征 力投7回2失点も今季初黒星…7回の〝油断〟猛省「あれは確実に僕のミス」

7回、うつむきながらベンチに戻る巨人・戸郷翔征

巨人・戸郷翔征投手(24)が5日のDeNA戦(東京ドーム)に先発し、7回106球を投じて2失点と好投を見せたが、打線の援護に恵まれず今季初黒星。試合終盤の自身のミスを悔いた。

今季2勝目をかけて先発のマウンドに上がった戸郷は、DeNA打線を相手に5回までわずか2安打と圧倒した。だが、6回にドラフト1位ルーキー・渡会に同点適時打を浴び、同点で迎えた7回無死一塁の場面からは牧に二盗を許してピンチが拡大。続く好調・関根に勝ち越し適時打を浴びて力尽きた。

若きエースとして役割を全うした右腕に阿部監督も「なんとか粘って2失点のナイスピッチングだった。次は打線に援護してもらって勝てるようにね」と褒めはすれど責めず。

一方で戸郷本人は「久しぶりにいい投球はできた」としながらも、牧に盗塁を許した場面については「あれは確実に僕のミスだと思います。確実に防げるところだったので。そこが点数につながったところでもありますし、そこは反省したい」と猛省していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社