飯尾和樹さんが、突然の堤下敦さんの登場に驚きながらも、「仕事がない」と悩む堤下さんへの協力を約束しました。
俳優の田中圭さん、お笑い芸人・ずんの飯尾和樹さんが出演した『全力!脱力タイムズ』。
進行は、アリタ哲平(メインキャスター)、キャスターの佐久間みなみ(フジテレビアナウンサー)が務め、全力解説員として、吉川美代子先生、五箇公一先生、齋藤孝先生が登場しました。
今回は、飯尾さんがいろんな人とお酒を飲む新番組が始まるという情報が入ったため、事前に「共演NGの人がいないか」を検証することに。
これまで『全力!脱力タイムズ』に出演するたびに追い込まれてきた飯尾さんは、キャスターアリタから「別室に…」と誘導されると、すかさず何かを察して「別室やだな」と反応しましたが…またもや、さまざまなゲストに翻弄される展開が待っていました。
共演NGを検証!個性豊かな面々に振り回されてグッタリ
別室で行われた“居酒屋トーク”には、5組の共演者候補が登場しました。
①田中圭さん
2人は舞台の共演歴もあり、楽しい会話が弾みましたが、次第に田中さんが「役者として褒めるところ3つ」「僕の人柄のいいところ3つ…」などと、やたら“ほしがって”…。
飯尾さんは「田中さんちの圭ちゃんは、事務所の人に褒めてもらってないのかな?」と苦笑しながら、「共演NG度0%」の判定をしました。
②永野さん
永野さんの登場に、飯尾さんは「大好物です!」とうれしそう。しかし、永野さんはすぐにスイッチが入って…。
「芸人の“裏回し”って、邪魔じゃないですか?あいつらがテレビ離れを進めた」「この間、俳優に裏回しされたんですよ」などと、永野節が炸裂。
楽しく飲みたい飯尾さんは「好きな食べ物は?」などと話をそらそうとするも、永野さんは「俺、真のトークしたいんですよ」と譲らず、最後まで噛み合わないまま終了。
飯尾さんは疲労感をにじませて、「共演NG度10%」の判定をしました。
③清水あいりさん
露出度の高い服を着た清水さんが隣の席に座ると、飯尾さんはデレデレ。清水さんが「五十音何を言われても、すべてセクシーに返す」という特技を披露すると…。
飯尾:あいりさんの「あ」!
清水:(セクシーに身体をくねらせながら)阿蘇山のてっぺんで夜のクリケットせえへん?
飯尾:(すかさず)in熊本(と、一言つけ足す)!
キャスターアリタ:参加しなくていいんですよ!
スタジオ:(笑)
その後も、清水さんがセクシーなことを言うたびに、飯尾さんはつい、最後に一言を添えてしまい、キャスターアリタからは「入っていくなっつてんの(笑)」とツッコミが。
飯尾さんは「(新番組を)彼女とやらせてください!」と言って「共演NG度0%」の判定をしました。
④カリスマホスト3人衆
Den(リンダカラー∞)さん、すがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)さん、栗谷(カカロニ)さんのカリスマホスト3人衆は、最初から「フィーリング合うね」(栗谷)、「まずは合格」(Den)、「質問してもらってもいいですよ」(すがちゃん)などと、大先輩の飯尾さんに上から目線。
そして、Denさんの「天下に興味は?」という話から、なぜか…。
Den:(すがちゃんが)ドラゴンやって、俺タイガーやるんで、飯尾さん、真ん中で“生み出される生物”やってください(と、ムチャぶり)。
飯尾:(!)
田中:怖い!怖い!あはははは(笑)。
飯尾:なんだ!?Den!(僕ら)初対面!Den!
キャスターアリタ:これは、確実に困ってるな(笑)。
そして、飯尾さんの抵抗むなしく、Denさんとすがちゃんが交互に「タイガー!」「ドラゴン!」「タイガー!」「ドラゴン!」と連呼。のっかるしかない状況に追い込まれた飯尾さんは、真ん中でリズムに乗り始め…。
最後は「フェニックス!!!」と叫んで、全力の決めポーズ!
「フェニックス」誕生の瞬間を目の当たりにし、田中さんも大笑い。飯尾さんはグッタリして「共演NG度78%」の判定をしました。
堤下敦が『ずん喫茶』出してください」と懇願
⑤堤下敦(インパルス)さん
堤下さんは、2022年6月から活動を自粛していて、昨年10月に復帰。久々に会った飯尾さんは「つ、堤下!座れ、座れ!」と、驚きを隠せませんでした。
堤下さんは、終始ネガティブで「僕、しゃべっても大丈夫ですか」「単純に僕、地上波に出ちゃいけないと思う」と、消え入りそうな声。
堤下:昔はよく、湾岸スタジオに来てたんですけど。
飯尾:『はねトび』(『はねるのトびら』/フジテレビ)やってたもんな。
堤下:まぁ、4年ぶり…。
飯尾:オリンピックの選手の気持ち、わかるだろう!
スタジオ:(笑)
飯尾さんは「おまえの、あの面白いツッコミがあるだろう」と励まそうとしましたが、堤下さんは「『おまえがツッコむなよ』って話になりませんか?」と言い出して…。
堤下:この立場の人間が「何ツッコんでんのよ?」ってなりませんか?「おまえが正すなよ」っていうことですよね。
飯尾:それも、ツッコんだあとに「どの口が言ってんだ」って、かぶせることできるじゃん。
この飯尾さんのアドバイスに、堤下さんは「それ、『(飯尾和樹の)ずん喫茶』(BSテレ東)で初おろしでも大丈夫ですか?」と、飯尾さんの冠番組への出演を要求。さらに…。
堤下:今すぐにでも、連絡先を交換していただいて。毎日飲みに行って「最近、かわいがってるんだよ。堤下がいないと出づらい」みたいなことを言っていただけると、だいぶ話が変わってくると思います。
スタジオ:(笑)
と必死のアピール!このあとも「(堤下さんのやっている)YouTubeに出ていただいて」「飯尾さんにハマらないと意味ないんです」「確定でよろしいですか?」と、グイグイ迫りました。
そんな堤下さんのSOSに、飯尾さんは根負けしたのか、ついには「かわいいやつだな」「おまえの下半期、忙しくなるぞ!」と言って2人で乾杯!スタジオに、笑いと歓声が巻き起こりました。
しかし、そんな盛り上がりとは裏腹に、スタジオのモニターに映し出されたのは「共演NG度98%」という数字。
キャスターアリタが「新番組立ち上げまで、長そうですね」と締めたあとも、別室では2人の会話が続いていて、「3月16から…」と何かの日程を調整する2人の姿が映し出され、スタジオは大笑いとなりました。
『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ)2024年4月5日放送より