「深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ」開幕/岡山シティミュージアムで5月26日まで【岡山市】

透明樹脂などを用い、斬新な技法で金魚の立体絵画を描く美術作家・深堀隆介さんの特別展「深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ」が4月5日、岡山市の岡山シティミュージアムで始まりました。5月26日まで開かれます。
山陽新聞創刊145周年などを記念して開かれているもので、およそ300点が並んでいます。
深堀さんはアクリル絵の具を使って固めた透明樹脂の上から、ひれや胴体など金魚の部位を描き、幾層にも重ねていく技法で立体感ある作品を作り上げます。
代表作は、20年以上前から取り組んでいる「金魚酒シリーズ」。升の中に泳ぐ金魚は涼しさを感じさせてくれます。
最新作の「方丈ノ夢」は、四畳半の畳の上であたかも金魚が泳いでいるかのような錯覚さえ引き起こします。

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