すでに世界レベル!最強の「2001年生まれのボランチ」はこの5名

サッカー界においても生まれた年はとても重要なもので、年齢によって選手の価値は大きく変わってくるものだ。

今回は「2001年生まれの選手」のなかで、「世界最強のボランチ」を5名選んでみた。

モイセス・カイセド

クラブ:チェルシー

代表:エクアドル

今季ブライトンからチェルシーへと移籍したエクアドル代表選手。リヴァプールは彼とロメオ・ラヴィアを逃したことで急遽遠藤航の獲得に動かざるを得なくなったと伝えられている。

1億ポンド(およそ190.4億円)を超える額の移籍金で取引された若手ボランチであるが、新天地では苦しむチームの中で才能の真価をなかなか見せられていない。

昨季は20代になったばかりという年齢を感じさせないような試合の読みと、若さを感じさせるキビキビしたプレーが魅力だった。復調の日はいつ訪れるだろうか。

エンソ・フェルナンデス

クラブ:チェルシー

代表:アルゼンチン

2022年末に行なわれたワールドカップでアルゼンチン代表を優勝に導き、世界に名を轟かせたボランチ。マカリステルとともに若くして安定感あるプレーを見せ、大会後に冬のマーケットでチェルシーへと加入した。

その半年前にベンフィカへと移籍した際には1000万ユーロ(およそ16.3億円)で取引されたが、ワールドカップでの活躍によって価値は急上昇し、チェルシーは1億600万ポンド(およそ201.8億円)もの移籍金を提示して彼を勝ち取った。

すぐにプレミアリーグでデビューした彼は素晴らしい適応力を見せ、チェルシーでも主力として定着。攻守にわたって重要な貢献を続けている。

マヌエル・ウガルテ

クラブ:パリ・サンジェルマン

代表:ウルグアイ

昨季はスポルティングCPで守田英正と中盤のコンビを組んでいたウルグアイ代表選手。若くして名門ダヌビオのレギュラーを獲得し、2021年にヨーロッパへと渡ってから急成長した。

ファマリカンで半年プレーしたあとにスポルティングCPへと引き抜かれ、攻守にわたってのバランスに優れた貢献力で評価を高めた。

そして昨年夏には6000万ユーロ(およそ97.7億円)の移籍金でフランスへと渡り、パリ・サンジェルマンに加入。リーグ屈指のボール奪取数を誇り、守備から攻撃の切り替えで大きな存在となっている。

アマドゥ・オナナ

クラブ:エヴァートン

代表:ベルギー

22歳ながらすでにベルギー代表で12試合に出場している大型ボランチ。勝点剥奪の処分を受けたために苦戦しているエヴァートンの中で、数少ない光明の一つとなっている。

195cmの大柄な身長を備えつつ、中盤から攻守にわたって貢献できるオールラウンドなMFであり、そのプレーはまるで往年のパトリック・ヴィエラを彷彿とさせる。

2022年夏に3500万ユーロ(およそ57億円)でリールからやってきた彼は、今夏更に大きな額の移籍金でビッグクラブへと引き抜かれる可能性が高いとされている。

ケフラン・テュラム

クラブ:ニース

代表:フランス

3月に「A代表で活躍した天才若手タレント」7名

あのリリアン・テュラムの息子であり、マルキュス・テュラムの弟に当たるボランチ。190cmを超える体格を持ちながらも中盤からパワフルな動きを見せるボックス・トゥ・ボックスMFだ。

すでにフランス代表に選ばれた経験も持っており、ドリブルでの持ち上がりやパス、ディフェンスにおけるインテンシティなど様々な面でソツのないプレーができる。

バルセロナやリヴァプール、ミランなど数多くのクラブが彼の獲得を狙っているとされており、この夏の去就が注目されている。

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