<レスリング>赤澤岳(サモア=日大OB)が2024年3月のUWW「レスラー・オブ・ザ・マンス」

世界レスリング連盟(UWW)は4月2日、2024年3月の「レスラー・オブ・ザ・マンス」(月間最優秀選手)の男子フリースタイルに、パリ・オリンピックのアフリカ&オセアニア予選を勝ち抜いてサモアから24年ぶりのオリンピック出場を決めた赤澤岳(日大OB)を選出した。

UWWは「サモアから初」としているが、2000年シドニー大会に出場したファーフェタイ・イウタナはワイルドカード(主催者推薦枠)での出場で、予選を勝ち抜いてのオリンピック出場は「初」という意味と思われる。

他に、ニュージーランドから女子で初のオリンピック出場を決めたタイラ・フォード、同じくアルジェリア女子初の出場となった2選手のうち、50kg級のイブティッセム・ドウドウが選ばれた。

2022年1月からスタートした選出で、日本選手では2022年4月に藤波朱理、同8月に内田颯夏、2023年2月に須﨑優衣が選ばれている。日本国籍を離れたが、日本絡みの男子選手では初の受賞となる。

▲UWWの3月の月間最優秀選手に選ばれた赤澤岳(サモア)=UWWフェイスブックより

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