タチバナ果実で地域活性化 高原町、特産品開発へ

街路樹として植えられ、黄色い実を付けたタチバナ=高原町西麓

 町木を地域活性化に生かそう-。高原町は本年度から、町の木である「タチバナ」の実を使った特産品の開発に乗り出す。希望者に実や果肉のピューレを配布し、加工品やコスメなどに活用した商品を募集するコンテストを開催。古事記にも登場する果実で「日本発祥の地」にふさわしい特産品を官民共同で生み出し、町のブランド力向上を図りたい考えだ。

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