元NMB48白間美瑠の“守ってあげたい”ムーブに年上夫もメロメロ 『私たち結婚しました5』4話

ABEMAオリジナル恋愛番組『私たち結婚しました』の新シーズンが、3月15日より配信スタートした。本作は、韓国でレギュラー放送された国民的ヒット番組を、日本版にリメイクしたもの。芸能人同士の期間限定の結婚生活に密着して、夫婦のリアルな様子を追いかけていく。

シーズン5となる『私たち結婚しました5』(以下『わた婚5』)では、堀未央奈×百瀬拓実、白間美瑠×永田崇人の2組が、期間限定の結婚生活を送ることに。今シーズンも、『東京タラレバ娘』など数々のヒット作を世に送り出してきた作家・東村アキコが、夫婦の距離を縮める“ラブミッション”を監修する。

以下より、4月5日公開の第4話の見どころを読み解いていく。細かなネタバレもあるため、ご注意いただきたい。

・相手の家族と顔合わせをするときの最適解

ハワイでの新婚旅行から帰ってきた“たかみる”夫婦。いよいよ、ここから本格的に結婚生活が始まる! という感じがする。

そこで、まず行われたのは、白間の家族との顔合わせ。永田にとっては、最も緊張するシチュエーションだろう。参加するのは、白間の姉と弟だけで、両親はいないにしろ、アウェイなのは変わらない。そもそも、2人だってまだ夫婦になったばかりだし、大丈夫……? と心配した視聴者も多いのではないだろうか。

しかし、そこはさすが永田だ。瞬時に相手のキャラクターを見抜き、どのように接すればいいのかを判断することができる。結婚相手として、すごく頼りになる素質だなぁと思った。

まず、白間の姉と弟はわりとフランクなタイプだ。序盤から“下ネタ”というワードを出したり、わりとあけすけなトークを繰り広げていた。お堅いタイプの家族なら、こちらもある程度の距離を取りながら接さないと、「礼儀がなってない」なんて思われてしまう可能性もあるが、白間家のようにフレンドリーな人たちなら、思い切って懐に潜り込んでみるのが最適解だ。むしろ、他人行儀にするのは好かれない。

これは、相手の家族のタイプ次第にはなるが、永田はそこを見極めたのだと思う。まずは、白間の弟と一緒にお好み焼きのパーティをしながら、どんどん距離を縮めていく。そして、最終的には「太陽」と呼び捨てにするまでの関係に持っていったのだ。

たった数時間で、白間の弟もかなり懐いており、別れ際には「お姉ちゃんの夫が崇人くんで、俺は嬉しいです」と愛を伝えるほどに。自分の家族と仲良くなってくれる夫、妻に撮ってはこれほどありがたいことはないだろう。

そんな頑張った夫を称える“ラブミッション”で、白間はふたたび愛の告白を。「あんな、めっちゃ好きやで」と照れながら伝える姿に、永田も思わず「可愛いな」と心の声を漏らしていた。

白間の魅力は、「照れちゃう」とか「恥ずかしい」とか、そういった自分のシャイな感情をすべて言葉にするところにある。そうすることで、男性は“守ってあげたい”という感情になるのだろう。

これまで、妻をこんなにもお姫様扱いできる永田はすごい……と思ってきたが、もしかすると彼の手綱を握っているのは白間なのかもしれない。

・テーマパークを同じ温度で楽しめる=運命の相手?

「テーマパークでデートをすると別れる」なんていう都市伝説を聞いたことがある人は多いと思う。もちろん、ただの噂ではあるのだけれど、根拠はあるような気もする。

たとえば、アトラクションの待ち時間の過ごし方。話が合えば楽しいけれど、ずっとスマホを見ている人だったりすると、イラっとくることもあるだろう。さらに、人ごみのなかを歩き回ると疲労が蓄積するから、普段なら我慢できることが喧嘩に発展することもある。また、パークをどのように回るのか、お土産はどのくらい買うのかなどの価値観が合わないと、一緒にいてもストレスが溜まるばかりだ。

ただ、逆に考えれば、テーマパークを同じ温度で楽しめる相手は、運命の人なのでは……? となると、韓国のロッテワールドで急接近した“みおたく”夫婦は、細かい部分が合致していると言えるのではないだろうか。

まず、“みおたく”は、友達のように仲が良いからこそ、話が止まらない。堀も、「(百瀬は)アトラクションの待ち時間とかずっと喋ってくれた」と話していたが、無理をしなくてもトークが弾むのは夫婦として最高の相性と言える。

さらに、堀と百瀬の性格が正反対なところも、居心地がいい理由のひとつつになっているのだと思う。自分で決めていきたい堀と、相手に決めてもらうのがラクな百瀬。ロッテワールドでグッズを購入するときも、百瀬は堀にすべてを選ばせてあげていた。

百瀬が自分の意志を突き通したいタイプなら、ストレスが溜まってしまう可能性もあるだろう。しかし、彼は「そっちの方がラクだからありがたい」と言っている。“みおたく”夫婦を見ていると、パズルのピースがカチッとはまったような感覚になるのは筆者だけだろうか。

自然に手を繋ぐなど、夫婦らしいスキンシップも増えてきた“みおたく”夫婦。韓国旅行を経て、グッと距離を縮めた2人の今後が楽しみだ。

(文=菜本かな)

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