井上尚弥、世界奪取から10年 「誕生日のようなもの」

初めて世界王者となってから10年を迎えたボクシングの井上尚弥。右は大橋ジムの大橋秀行会長(大橋ジム提供)

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥が、初めて世界王者となってから10年の6日に合わせ「4月6日は僕にとって誕生日のようなもの。突っ走ってきたら10年経過しました」などとコメントを寄せた。2014年4月6日に世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王座を獲得した。

 10日に31歳の誕生日を迎える井上尚は世界4階級制覇、史上2人目となる2階級での4団体王座統一などの偉業を成し遂げた。この10年については「特にプレッシャーを感じることもなかった。まだまだ先があるので」という。ルイス・ネリ(メキシコ)戦(5月6日・東京ドーム)への調整を進めている。

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