ミズバショウ早くも見頃 日光の上三依水生植物園 成長早く先行オープン

早くも見頃を迎えたミズバショウ

 【日光】昨年より5日早い1日にプレオープンした上三依の上三依水生植物園で、ミズバショウが早くも見頃を迎えている。

 同園によると、温暖化などの影響で成長が早く、約2千株のミズバショウは3月下旬に咲き始め、20センチほどに成長。白い「仏炎苞(ぶつえんほう)」をまとった姿で共演している。

 霜で傷んだものも少なく、2週間程度は楽しめるという。北米原産の黄色いミズバショウも鮮やかな姿で存在をアピール。高宮達也(たかみやたつや)園長(78)は「一番いい時のミズバショウを見てもらいたいですね」と来場を呼びかけている。

 入園料はプレオープン中が一般300円。15日のグランドオープン以降は500円。15日は先着100人に、山野草の花苗をプレゼントする。(問)同園0288.79.0377。

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