新たに6人に健康被害の疑いがあると発表した北海道
小林製薬の「紅麹サプリ」をめぐる問題で、北海道で新たに6人に健康被害の疑いがあることが4月5日、分かりました。健康被害の疑いは27人になりました。北海道によりますと、小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを接種し、新たに健康被害が疑われているのは、札幌市の50代から60代の男女4人、旭川市の60代の女性1人、後志地方倶知安町の60代の女性1人です。いずれも尿の異常や体の痛み、倦怠感、腎機能低下などの症状を訴えていて、札幌市の60代女性は入院、4人は通院しています。これで北海道で健康被害の疑いがある人は27人になりました。北海道で製品の自主回収は2024年4月4日までに8件、保健所への相談は134件に上っています。