【スターダム】ワールド王者・舞華 次期挑戦者・渡辺桃を痛烈批判「生え抜きがこのザマかよ」

フィラデルフィア大会でメーガン・ベーン(右)を撃破しV3を達成した舞華(©STARDOM)

女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が、極悪ユニット「大江戸隊」の渡辺桃(24)を痛烈批判だ。

4日(日本時間5日)のペンシルベニア州フィラデルフィア大会では盟友メーガン・ベーンをV3戦で撃破。大「舞華コール」に包まれる中で大会を締めくくり、団体として5年ぶりの米国興行を成功に導いた。

今回が初の海外遠征となった舞華は「マジで最高だった! めちゃくちゃでかい爪痕を残したんじゃないかな? それもメーガンが相手だったからだけどね」と豪語。試合後はかねて挑戦表明を受けていた渡辺に返答し、27日横浜BUNTAI大会でのV4戦が決定的になった。

これまで拒んできた理由を「前までの桃は真っ向から戦える相手だった。でも、今は凶器使ってやりたい放題。結果が全ての世界かもしれないけど、あのやり方で実績を残してると思ってるの? 今のお前には心底ガッカリしてるから、桃が赤の王者にはふさわしくないと思って無視してた」と説明する。

渡辺は2018年の「シンデレラ・トーナメント」を制覇。当時のワンダー王者・紫雷イオ(現WWEのイヨ・スカイ)から王座を奪取しV13を果たした。だが、19年5月の陥落後は何度もワールド、ワンダー王座に挑戦するも、戴冠を果たせていない。舞華は「スターダムが誇る生え抜きが今はこのザマかよ。落ちぶれたもんだね。だから今のお前の元にベルトは来ない」と徹底糾弾。王者としては意地でも負けられない一戦になる。

「桃がこのベルトを取ったら、スターダムは終わるよ。そうなったら私は死んでも死にきれない。でも、あんなに待たれたらやるしかないでしょ。ちゃんと待てたから、横浜BUNTAIっていう最高な場所でやってやるよ」と吐き捨てるや「ただし、せっかくのデカい会場だから面白いことやろうよ。いろいろ考えがあるからさ…」と意味深なメッセージ。何やら不穏な空気が漂ってきた。

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