「無視か?」日本をライバル視も、同組の中国を“完全スルー”。U-23韓国主将の言動に中メディアが憤慨!「明らかに軽視している」

“完全スルー”に中国のメディアが憤慨している。

4月15日に開幕するパリ五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップは、日本、韓国、中国、UAEが同居したグループBが死の組と呼ばれている。

中国のポータルサイト『捜狐』が注目したのが、U-23韓国代表の主将ビョン・ジュンスの発言だ。「無視か? 韓国の主将は、同じグループの主なライバルは日本だと率直に述べたが、中国については言及しなかった」と題した記事で、こう伝えている。

「韓国の主将ビョン・ジュンスは最近、優勝への意欲を表明したが、対戦相手に対する彼のコメントは激しい議論を巻き起こし、特に中国に対する無視が物議を醸した」

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記事は、「ビョン・ジュンスは日本を韓国のライバルとみなしているが、それは彼の発言からも明らかだ。同じグループの中国には言及せずに、日本との試合は興味深い戦いになるだろうと彼は考えた。この姿勢は、韓国が日本を非常に重視していることを明らかにしており、また、同じグループであるにもかかわらず、明らかに中国を軽視していることを示している」と糾弾している。

「中国の国際舞台での実績は韓国や日本ほどではないが、近年はかなりの競争力を見せており、アジアカップでは対戦相手を驚かせる能力は十分にある」

『捜狐』は「ビョン・ジュンスの言葉と態度はチームに双方向の影響を与える可能性がある。自信は試合に勝つための重要な要素だが、自信過剰になったり、対戦相手を無視したりすると、予期せぬ結果につながる可能性がある」と続け、こう締め括っている。

「韓国が中国との試合で軽蔑的な態度をとれば、予期せぬ困難に直面する可能性がある、これは中国にとってチャンスでもあるのかもしれない」

その中国と韓国は、グループステージ第2戦で相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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