愛犬に飼い主が近づくと逃げてしまう原因6つ なかなか懐いてくれない理由や対処法をご紹介

愛犬に飼い主が近づくと逃げてしまう原因

飼い主なのに愛犬に近づくと逃げられてしまう…。このような悲しい状況になることがあります。吠えられるほどではないけれど、撫でてあげたいのになぜかスルっと逃げられてしまうのには、なにかしらの原因があります。

そこで今回は、愛犬に飼い主が近づくと逃げてしまう原因について、なかなか懐いてくれない理由や対処法とともに解説します。

1.捕まえられると思っている

愛犬を抱っこしたくて近づいたとき、捕まえられると思って逃げてしまうことがあります。

抱っこされると嫌がことがある、と思っているのかもしれません。抱っこ好きな犬にも抱っこされたくないときがあるようです。

愛犬を抱っこしたいときは、「抱っこしていい?」「抱っこする?」と、聞いてあげてください。嫌なときはしっかり意思表示をしてくれるはずです。

いざ抱っこが必要になったときにできなくなってしまうことがありますので、無理強いはしないようにしましょう。

2.追いかけてほしい

愛犬に飼い主が近づくと逃げてしまうのは、追いかけてほしいからです。

わざと近くにやって来て、飼い主が近づくと逃げる、ということを何度も繰り返すことがあります。犬にとっては遊びのつもりのようです。

そのことを分かった飼い主がわざと近づかずにいると、「追いかけてよ!」と言いに来ることもあります。可愛い遊びですよね♡

捕まえることなく、わざと負けてあげた方が犬は喜ぶと思います。

3.お手入れをしようとしていることがバレた

愛犬に飼い主が近づくと逃げてしまうのは、お手入れをしようとしていることがバレたからです。

ブラシを手に持ち、爪切りを手に持ち、手を後ろにして愛犬にバレないように…と近づいたことはないでしょうか。実は、近づく前から愛犬にはもうバレています。

引き出しを開けるとき、ブラシや爪切りを手に持つときの音で分かる犬もいるのです。我が家の愛犬は、歯磨き粉のニオイで歯磨きをされることが分かるようです。

4.飼い主を誘導している

愛犬に飼い主が近づくと逃げてしまうのは、飼い主を誘導しているからかもしれません。(こっちに来てほしい)という気持ちを表現しているのではないでしょうか。

ただ逃げてしまうのではなく、飼い主の方を振り返りながらゆっくり歩きながら逃げる、というのがポイントです。

うっかり追いかけてしまったら…おやつを要求されてしまうことがあるかもしれません。飼い主のベッドで「一緒にお昼寝しよう?」と誘われることもあるかもしれません。

5.今は構われたくない

愛犬に飼い主が近づくと逃げてしまうのは、今は構われたくないな…というときです。

触れられる前に逃げてしまうこともありますし、触れられることにしばらく耐えた後で逃げてしまうこともあります。

愛犬が自分のケージやベッド、お気に入りの場所でくつろいだりお昼寝をしたりしているときは、触れずにいてあげるとよいと思います。

わざと飼い主から離れた場所で落ち着きたいこともあるんです。犬が自分から近づいてきたとき、甘えてきたときに触れてあげると喜びます。

6.たまたま移動しただけ

愛犬に飼い主が近づいたとき、逃げられたと感じる飼い主は多いようですが、たまたま移動しただけということもよくあります。タイミングが重なっただけなのです。

逃げられたと感じた飼い主は寂しい気持ちになってしまうと思いますが、その後の愛犬の行動や様子を確認してみてください。

寝床を変えただけだった。お水を飲みたかっただけだった。暑くなって涼しい場所に移動しただけだった、なんてことがよくあります。

まとめ

愛犬に飼い主が近づくと逃げてしまう原因を6つ解説しました。

  • 捕まえられると思っている
  • 追いかけてほしい
  • お手入れをしようとしていることがバレた
  • 飼い主を誘導している
  • 今は構われたくない
  • たまたま移動しただけ

飼い主は逃げられたと感じてしまっても、愛犬は遊びのつもりだったり、移動しただけだったり、様々な理由があるようです。

飼い主が近づくことを嫌がって逃げたのであれば、愛犬に対する声のかけかた、接し方や態度などを見直してみる必要もあるかもしれません。

もしも足音を立ててしまっているのであれば、ドタバタ歩かない、音のしないスリッパに変えるなど対応してみてくださいね。

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