飼い主の勘違いで怒られた柴犬マロたん、”寛容な心”を見せる

今年に入ってから、それまで「トイレは家派」だったマロたんが散歩中にしかしなくなり、マロたんのトイレタイムに合わせて人間のスケジュールを組むことになりました。(若い頃から外トイレ派ならきっと違うんでしょうけれども。)

雨、嫌、帰りたい

先日の雨の朝、散歩に連れ出しても一向に大きいほうをしようとせず、帰りたがるマロたんに、その日予定が詰まっていたわたしはつい「早くおトイレして!」と大きな声を出してしまいました。

しょぼん顔

それ以降大きな声を出すことはなかったけれど、リードを通じてわたしのイライラが伝わったのか、マロたんは何度か振り返りわたしを見ていました。「今しないと夜まで我慢させることになる」と、どんどん焦るわたし。

でも、帰りたい

そんな空気を察してマロたんはトボトボ歩いていましたが、30秒に1回イヤイヤさんになるので「まあいいや、我慢できなくなったら(部屋の)好きなところにするがよい」と腹を括って帰りました。

悪くないのに怒られてた

同居中の母にそれを愚痴ったところ、母は「あら?トイレでしてたから片付けたけど?」と言うのです。わたしは知らないところでちゃんとしてたんだ!?そりゃ出ないよね…。つまり、マロたんは全く悪くないのに怒られてったことで…。

おやつの気配!?

「あなたは悪くないのに怒ってごめん」と謝ると、マロたんは「なに?おやつでもくれるの?」とまったく気にしていないようでした。おやつをあげるともうごきげん。さっき怒られたことなんて全く気にしていない様子。

あはは、飼い主バカなのって言われても許す

わたしがマロたんなら「飼い主嫌い!大嫌い!許さない!」と噛み付くかもしれません。マロたんと言うか犬の寛容性のすごいですよね。そして、自己嫌悪。なんであんなに怒っちゃったんだろう。

さっきのことはもう忘れた

今までもマロたんの明るさや朗らかさに何度も救われて来たけれど、今回もまたです。見習わなくちゃ、と思ったけれど、マロたんも爪切りの時に「今そんな気分じゃない!」とムキーとすることもあるし。お互いさまかな。

すばらしき犬の寛容性

いや、でも。仔犬の頃は叱ると逆ギレして噛みついたマロたんが、今では怒る飼い主を穏やかにやり過ごせるのに、わたしはプンプン怒ってばかりで全然成長していないと気づき反省する飼い主なのでした。マロたん、ごめん。

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