全国初 ももクロのイベント「春の一大事」がマンホールに 広島県福山市

ももクロのイベント開催を記念したマンホールのふた

 広島県福山市で昨春あったアイドルグループももいろクローバーZの音楽イベントから1年となるのを前に、市などでつくる実行委員会が、イベントのロゴをデザインしたマンホールのふたを制作した。メンバーが訪れた市内4カ所に設置する。ももクロ関連のマンホール設置は全国初という。

 直径60センチの鋳鉄製。イベント「ももクロ春の一大事」のロゴをあしらった。ももクロのキャラクターと市の「ローラ」が赤いバラに包まれた構図で、メンバー4人の色に合わせて4枚造った。11~22日に市役所で展示した後、会場となった竹ケ端運動公園(水呑町)などメンバーゆかりの地に設置する。

 「春の一大事」は地域のにぎわいづくりなどを目的に、2017年から全国各地で開催。福山市では昨年4月下旬に中国地方で初めて開かれ、約2万8千人が訪れた。経済波及効果は約7億円に上ったという。

 実行委はマンホールのふたを描いたステッカーも1万枚作り、今年の開催地の京都府亀岡市で配る。メンバーが訪れた場所を紹介するマップのQRコードを付けており、「開催の盛り上がりを一過性にせず、さらなる誘客につなげたい」としている。

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