レベル・ウィルソン、『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』出演料アップに成功

レベル・ウィルソンは、交渉の結果『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』の出演料を1000万ドル(約15億円)までアップすることに成功したという。2011年の『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』では、3500ドル(約53万円)しかもらえなかったというレベルだが、2017年に製作された人気ミュージカルコメディシリーズ「ピッチ・パーフェクト」第3弾では、ユニバーサル・スタジオとの交渉によりオファーより100万ドル(約1億5000万円)高いギャラを獲得、女優にとって当時それは大きな出来事だったそうだ。

回顧録『レベル・ライジング』を宣伝中のレベルはニューヨーク・タイムズ紙のインタビューでこう語っている。「ユニバーサル・スタジオは素晴らしいけど、彼らは『ピッチ・パーフェクト』の映画で大稼ぎをしたわよね?」「そしてユニバーサルの人々は大好きだけど、私はそれを利用して交渉したのよ。直前に『900万ドル(約13.6億円)は素敵なオファーだけど、1000にするためにもう100必要なの』ってね。それって、俳優としては画期的な出来事で、女性が8ケタのオファーを受けるなんて、凄いこと。女性はそういうことを話したがらない時もあるけど、男性たちは映画1本で2000万ドル(約30億円)もらっているって言うことに問題ないんじゃないかな」

そんなレベルは昨年、同シリーズ3作の契約には、体重の増減を禁じる項目が含まれていたことをポッドキャスト番組『コール・ハー・ダディ』で明かしていた。「痩せれないの。たしか10ポンド(約4.5キログラム)以上はね。そして10ポンド以上太るのもだめ。その体重のままでいなきゃならないの。それが契約に含まれているのよ」

2020年を「健康の年」と呼んでダイエットに取り組み、77ポンド(約35キロ)の減量に成功した後、ストレスにより30ポンド(約13.5キログラム)体重が増えていたというレベル、しかし当時、痩せたことを好意的に受け取らなかったファンもいたそうで「『彼女はもう面白くないわね』とか 『彼女のファンじゃなくなったわ。身近に感じられなくなったもの』とかいう人もいたわ」と振り返っている。

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