【J1広島】6戦負けなしも負傷者相次ぎ試練 7日湘南戦はスキッベ監督「誰も戻ってこないと思う」

軽快な動きを見せる野津田(中)

 6戦負けなしと開幕ダッシュを決めたJ1広島が、相次ぐけが人で試練に立たされている。3日の町田戦で荒木が左太もも裏を痛めて途中交代。外国人の全4選手も離脱する異例の事態だ。7日のホーム湘南戦に向け、スキッベ監督は「残念だが、誰も戻ってこないと思う」。底力が問われる一戦になりそうだ。

 荒木は5日、ストレッチなどで調整。「ゴールデンウイークには(試合に復帰)できると思っている。再発しないように気を付けたい」と見通しを語った。右膝治療で一時帰国したドウグラス、別メニュー調整のマルコスジュニオールとソティリウに続き、エゼキエウも下半身の不調を訴え、練習を外れている。

 2位のチームは昨年9月からクラブ新の12戦負なしと好調。湘南戦は9日間で3試合目となる。スキッベ監督は「誰が出ても大丈夫な状況は整っている」と選手層に自信を見せた。

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