日本ハムに「突如現れた救世主」 打率.529…首位打者の23歳は「こんな天才いたんだな」

西武戦に出場した日本ハム・田宮裕涼【画像:パーソル パ・リーグTV】

高卒6年目の田宮裕涼が5打数3安打で規定打席に到達して首位打者に

■日本ハム 3ー2 西武(5日・エスコンフィールド)

日本ハムの田宮裕涼捕手の勢いが止まらない。5日の西武戦で5打数3安打の活躍で規定打席に到達し、打率.529で首位打者に浮上。高卒6年目の23歳が、自慢の強肩だけでなくバットで確実に存在感を示し、正捕手の座を引き寄せつつある。

今季初の猛打賞となったが、田宮の魅力はそれだけではない。この日は西武先発・今井の前に、第1打席は空振り三振に倒れたものの粘りに粘って14球を投げさせた。3月31日にはロッテ・佐々木朗希投手相手に2打席無安打ながら計17球を投じさせ、チームの逆転勝利を呼び込んだ。驚異の粘りでもチームに貢献している。

規定打席に到達したことで首位打者に君臨。2位で同僚の水野達稀内野手が打率.391であることからも、田宮がいかに優れているかが分かる。まだ開幕直後ながら2位を走るチームの中心に座る彗星のごとく現れた23歳に、ファンも“ポジティブ要素”が止まらない。

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが「絶賛進化中」と題した映像を公開。「ハムファンが引くくらい活躍してる神」「まさに日ハムに必要な逸材になりましたよ」「突然現れた救世主だわ」「マジで田宮は首位打者取れる器」「ホントに覚醒してる」「ついに天才キャッチャー現れたか」「3年後侍JAPANの正捕手ありえる」「こんな天才がいたんだな」「技術もメンタリティも頭脳も肩も顔の可愛さも一級品のハムファンの宝物です」「近藤帰って来たくらいの衝撃のバッティング」といった反応があった。(Full-Count編集部)

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