展勝地さくらまつり、29日まで 開催式園児が歌やダンス披露

開幕式で歌を披露する園児たち

 みちのく三大桜名所に数えられる岩手県北上市立花の展勝地で4日、北上展勝地さくらまつり(実行委主催)が開幕した。来場者数は昨年より2万人多い20万人程度を見込む。

 現地で開催式を行い、実行委の八重樫守民会長が「開花前のつぼみの膨らみからゆっくり楽しんでほしい。仙北市や弘前市とも連携し、三大桜を盛り上げたい」とあいさつ。地元のたちばなこども園の園児が歌やダンスを披露した。

 29日まで。実行委によると、暖冬や少雪などを踏まえて開幕日は例年より1週間程度前倒した。北上川沿いの桜並木は10日前後に開花し、13、14日ごろに見頃を迎えると予想している。

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