安全な自転車運転の模範に 亀山高生徒会をリーダーに委嘱 三重損保会がヘルメット寄贈も

【委嘱状とヘルメットを持つ生徒会役員ら=亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュティセンターで】

 【亀山】三重県警は5日、高校生に模範的な自転車運転と交通安全の大切さをアピールする「セーフティ・バイシクルリーダー」に、県立亀山高校生徒会を委嘱した。

 亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで委嘱式があり、亀山署の田名瀬孝代署長が、同校3年生の原琉聖生徒会長(17)に委嘱状を手渡した。また、日本損害保険協会三重損保会の藤森宗高会長(46)が、生徒会役員にヘルメット6個を寄贈した。

 同リーダーは、県内の高校の生徒会や自転車競技部へ主に委嘱。交通ルールを守る自転車運転や、交通安全に関する啓発活動をし、自転車交通の秩序を実現するのが狙い。亀山高校への委嘱は、久居農林、朝明、尾鷲高校に続き四校目。

 原会長は「自転車通学をしているので、生徒らの模範となるよう自らヘルメットを着用し、安全運転に心がける」と話した。

 同校のリーダーらは10日午前8時から、亀山署と亀山地区交通安全協会の協力で、校門前交差点で自転車交通安全の啓発活動をするという。

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