目立つ黄色で事故防止に 新1年生に帽子など寄贈 伊勢市交通安全都市推進協議会 三重

【宮村校長に黄色帽子などを手渡す世古口会長(右)=伊勢市の有緝小学校で】

 【伊勢】三重県伊勢市の伊勢地区交通安全協会と市や関係団体でつくる市交通安全都市推進協議会は4日、市内の小学新1年生805人を対象に、交通安全の黄色帽子とランドセルカバーなどを贈った。

 児童の交通安全意識を高め、交通事故防止につなげようと、毎年寄贈を続けている。

 市内小学校を代表し、有緝小学校で贈呈式が開かれ、交通安全協会の世古口新吾会長らが、帽子やランドセルカバー、トートバッグを宮村昇校長に手渡した。

 世古口会長は「黄色はドライバーの注意もひく。子どもらが事故に巻き込まれないようにしてほしい」と話した。宮村校長は「1年生は通学に不慣れで不安も多い。目立つ色を着け、安全に通学できるよう入学式で紹介したい」と感謝した。

 寄贈品は、市内22校で新1年生に配布される。

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