小田原駅近くの新施設「小田原シネマ館」(市内栄町)が3月20日にオープンし、セレモニーが華やかに行われた。
同映画館建設プロジェクトの発起人で昨年10月に急逝した父・蓑宮武夫さんの思いを継いだ、蓑宮大介支配人は「40席のミニシアターです。共感を体験できる絶好の場所です」とあいさつ。来賓の小田原ふるさと大使でアニメ監督の富野由悠季さんは、「コロナが一応収束した時期に、この映画館ができたことは、新しいコミュニティを作っていく礎になるのではないか。楽しみにしています」とエールを送った。
テープカットでは名誉館長の五十嵐匠監督、守屋輝彦小田原市長、小田原シネマ(株)古川達高社長、鈴木伸幸館長も参加し、掛け声に合わせて鋏を入れると、大きな拍手が送られた。