春の全国大会、好成績報告 「さらなる飛躍へ決意を新たに」

春の各種全国大会の好成績を報告した選手ら=県庁

 春の各種全国大会で3位以上の成績を収めたチーム、選手らが5日、長崎県庁で前川謙介教育長らに成果を報告し、さらなる飛躍へ決意を新たにした。
 団体は、全国高校選抜大会のフェンシングサーブル男子で準優勝した諫早商、剣道女子で準優勝だった島原など5チーム。個人は柔道女子48キロ級準Vの近藤杏樹(長崎明誠高)、レスリング男子55キロ級で3位入賞した小川大和(島原高)ら5人で、このうち5チームと3人が指導者と訪問した。
 選手を代表して諫早商高フェンシング部男子の船木陽斗主将が「夏のインターハイでは優勝できるように頑張りたい」とあいさつ。前川教育長は「今回の素晴らしい成績は県内の中高生だけでなく、県民に活力を与えた。大会は夏、秋と続いていく。今後の活躍を願っている」と激励した。
 その後の歓談で、選手たちは全国での戦いを振り返りながら「たくさんの期待や応援に応えられるようにチーム一丸となって頑張る」などと意気込みを語っていた。

 好成績を収めた団体、個人は次の通り。
 ◇団体 ▽フェンシング 諫早商高サーブル男子=全国高校選抜大会準優勝、諫早商高サーブル女子=全国高校選抜大会3位▽剣道 島原高女子=全国高校選抜大会準優勝▽ソフトボール 大村工高男子=全国高校選抜大会入賞(8校同時)、県中学女子選抜チーム=都道府県対抗全日本中学大会3位
 ◇個人 ▽柔道 近藤杏樹(長崎明誠高)=全国高校選手権女子48キロ級準優勝▽レスリング 小川大和(島原高)=全国高校選抜大会男子55キロ級3位▽なぎなた 山口真尋(松浦高)=全国高校選抜大会男子個人試合3位▽空手 破戸崚佑(九州文化学園高)=全国高校選抜大会男子組手個人55キロ級3位▽囲碁 鳥居志帆(長崎東高)=全国高校選抜大会3位

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