古久龍の牛すじとおでんとラーメンで幸せな〆呑みを

何歳になってもお酒の〆はラーメン一択な皆さんこんにちは。富山人あるのんです。

さっそくですが「どこのラーメンで〆るか」・・・

これは単純そうで実に難しい問題です。

好みによっても違うし、腹の具合によっても変わるし、その日の気分でも変わるし、さらに言えばラーメンもうまい上に肴も充実してると尚良し──という、人の欲求とはどこまでも果てしないものであるということを実感させられます。

ぼくが今回オススメしたいお店はこちらです。

古久龍(こくりゅう)

富山地方鉄道上滝線の不二越駅横、富山市清水元町にある古久龍というラーメン店です。

元号がまだ昭和だった頃、屋台から始まったとあるラーメン店が富山市内に誕生しました。

そのお店は古久龍の原点となる「九頭龍」というラーメン店で、やがてそこからすぐ目と鼻の先の場所へ150席を誇る日本一のラーメン店「九頭龍石金本店」として移転オープン。

しかし九頭龍石金本店はやがて閉業してしまい、あちらこちらに九頭龍のお店ができたりなくなったり別の場所で古久龍ができたりなくなったりなんやかやあって、現在では最初に店舗を構えた場所のすぐ近くでこの一店舗のみが営業を続けています。

どういう経緯があってそうなったのかはわかりませんが、ぼくは九頭龍の味が好きなので存在してくれるだけでも嬉しいというものです。ありがたや~

ではラーメンを何にするか・・・・

まあまあまあ、そう慌てなさんな。まずは瓶ルービーでも飲んで作戦を練りましょうや。

メニュー

シンプルなメニュー表デザインですがラーメンメニューだけでなく単品物も充実してて、賢明な皆様におかれましてはチョイ呑みどころかモロ呑みまでいけちゃうことに気づかれたのではないでしょうか。

個人的に漬物だけで5種類もあるというのがめっちゃありがてえ~ さっぱりしたものも食べたくなったりしますからね。

まず必ず食べていただきたいのがこちらの牛すじ煮込み。これマジ絶品!!

めっちゃ肉厚で器の中は肉まみれ。

肉要素が多すぎて、牛すじというよりはもはやすじ付牛肉。出汁にラーメンのかえしが使用されている様は「牛すじラーメンの抜き」と言わんばかりに完成度の高い一品です。

さらに全体を惜しみなく覆い尽くすネギも良きアクセントとなっており、この牛すじ煮込みは「ラーメン屋が本気で作った牛すじ」という意気込みを超えてもはや執念すら感じるというか、これで530円はコスパ抜群と言わざるを得ません。

メニューの中で唯一「うまい」の判が押してある味自慢の餃子。

皮の形、厚み、焼き加減、具の密度など、どれもバランスがよく確かにうまい。これで350円はお得感すごい。

ブラックニッカハイボール¥500

チャーシュー盛り450円。古久龍のチャーシューは味付けが濃い目ですが、炙って香ばしくしてネギをふりかけたらそれはもう立派なおつまみに。

ぼくはおでん大好きマンですので、お腹の容量が既にヤバめでも食べたくなっちゃいます。

厚揚げやら大根はむちゃくちゃでかくて食べごたえ十分ですが、おでん出汁がしっかり染み込んでるのでとっても美味しくいただけます。

おでん最高や~!!

(厚揚げ・大根・玉子好きなのがバレてしまわないか心配・・・)

シークァーサー酎ハイ¥500

白菜漬け¥250は実に良き漬かり具合。漬物はいいですな~

〆のラーメン

いよいよ古久龍呑みは最終楽章へ突入しクライマックスを迎えるわけですが、ラーメンも実にいろんな種類があって悩みます。

しかし、やはりぼくはこちらですね。

中華そば¥750

他のラーメンもいくつか試してはみましたが、「何度食べても飽きない、また食べたい」と思うのはこの定番かつ安定の中華そばかなと。

スープは一見あっさりしているようで、かえし(タレ)とスープ(ダシ)の塩梅が絶妙。

九頭龍時代の麺と比べるとしっかりした歯ごたえが楽しめます。昔のつるつるした感じもスープに馴染んで好きだったんですが。

チャーシューは厚みがあり味付けも濃い目なのでご飯が欲しくなること請け合い。

どうもごちそうさまでした!!

さあてと、お次の〆の〆の一杯はどこで・・・・すいません今日はもう無理です。調子コキました。

ということでラーメン屋としても呑みのお店としても秀逸な古久龍でした。

ぜひお試しあれ~!!

古久龍
住所:富山県富山市清水元町3-7
電話:076-492-0090
営業時間:11:00~15:00 17:30~22:00
定休日:水曜日
キャッシュレス決済あり
駐車場あり

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