茨城大で入学式 仲間とともに切磋琢磨 水戸

茨城大の太田寛行学長に宣誓する入学生代表の二本柳耀正さん=水戸市泉町の市民会館

茨城大の入学式が5日、茨城県水戸市泉町の水戸市民会館で開かれた。式典は午前と午後の2部制で実施し、学部や学科ごとに振り分けて行った。編入生や大学院生を含む新入生2277人が、期待や夢を胸に新たな一歩を踏み出した。

スーツを着た新入生らは、緊張した様子で会場に足を運んだ。席に着くと、新入生同士で会話を交え、笑顔を見せる場面もあった。式典は動画配信サイト「ユーチューブ」でもライブ配信された。

式典では、各学部の総代が宣誓書を提出し、入学が許可された。式辞で太田寛行学長は、自身をなりたい自分に近づける「スチューデントサクセス」の考え方を紹介した上で、「なりたい自分に向かってまい進するみなさんを支えていきます」とエールを送った。

午前の部では、入学生代表として工学部機械システム工学科の二本柳耀正さん(18)が「これからの4年間は自らの目標に向かって仲間とともに主体的に学びを深め、切磋琢磨(せっさたくま)していきます」と宣誓した。

式典終了後、新入生歓迎イベント「フレッシュマンサクセスセレモニー」が開かれ、太田学長や在学生が学生生活などについて新入生に助言した。

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