日本国際学園大で入学式 多様な学び環境生かす 茨城・つくば

日本国際学園大の開学・入学式で新入生を代表して宣誓する初見大翔さん=つくば市吾妻

日本国際学園大(橋本綱夫学長)の開学・入学式が5日、茨城県つくば市吾妻の同大で開かれた。経営情報学部ビジネスデザイン学科の新入生126人が、大学生活をスタートさせた。同大は1日付で旧筑波学院大から名称変更した。併せて組織も改編、宮城県仙台市に設置した「仙台キャンパス」との2拠点体制を整えた。

式辞で橋本学長は「新しい大学名には、日本発の国際的人材を養成するとの思いを込めた。学びの機会は多くある。素晴らしい大学生活を送ってほしい」と述べた。新入生を代表し、初見大翔さん(18)は「多様な学びを実りあるものにするために、大学という環境を最大限に生かしていきたい」と誓った。

同大は国際性と語学力を養うことを目的に、外国籍の教員を多く配置。新入生のうち41人は留学生が占める。資格取得へ向け、実践的な授業を行う。

つくばキャンパスは国際教養、英語コミュニケーション、現代ビジネス、公務員、AI・情報、コンテンツデザインの6コース。来春開講する仙台キャンパスは国際教養、英語コミュニケーション、現代ビジネス、国際エアライン、国際ホテルの5コースを用意する。

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