長崎・佐世保 九州文化学園歯科衛生士学院 希望を胸に29人入学 

新入生を代表して宣誓する浦吉さん=佐世保市、九州文化学園歯科衛生士学院

 長崎県佐世保市藤原町の九州文化学園歯科衛生士学院(大坂良一学院長、95人)で4日、入学式があり、希望に満ちた表情の社会人経験者2人を含む29人が、国家資格取得を目指して一歩を踏み出した。
 式で大坂学院長が「輝く未来の目標を定め、互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、支え合い、目的を成し遂げてほしい」と激励。高校卒業後1年間、看護助手として働き、新入生代表で宣誓した浦吉奏さん(19)は「看護助手の経験を生かし、患者に寄り添う衛生士を目指したい」と力強く話した。
 歯科衛生士は歯石除去など歯科予防処置、歯科衛生指導などを行う、口の中の専門家。今後、1年生は座学、2年生の冬から市内の歯科医院で実習を行い、3年生の卒業前に国家試験に臨む。

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