今年7月の羽越本線全線開通100周年を控え、JR東日本新潟支社は特急いなほの車両に記念ロゴをラッピングし、酒田市のJR酒田駅で5日、地元関係者が利用客をもてなした。
ラッピング車両の運行は今月4日にスタートした。赤やオレンジなどの色調の「100」と「羽越本線全線開通100周年」のロゴが先頭と最後尾の車両側面に施され、計2編成が特別仕様になった。来年3月までの間、1日当たり2~4本が運行される予定。
酒田駅に到着した特別仕様の列車を駅員と庄内観光コンベンション協会員が出迎え、利用客にロゴ入りのお菓子や観光パンフレットを配った。「100周年を地域とともに盛り上げ、庄内に来てもらえるようにしたい」と遠山浩一駅長。いなほを見に来た酒田市の平田小4年阿部諒太君(9)は「いなほはカラフルなところが好き。100周年はすごい」と話していた。