堀潤氏 川勝平太知事を取材した印象明かす「随分、不遜な態度でしたよ」

ジャーナリストの堀潤氏

元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏が6日、放送の読売テレビの「ウェークアップ」に出演し、静岡県の川勝平太知事について言及した。

川勝知事は1日に行った新規採用職員向けの訓示で「県庁はシンクタンク。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」と発言し批判が殺到。6月議会で辞任すると突如表明した。

これまでにも失言を繰り返している川勝知事に対して堀氏は「長いですよね、4期やってますよね。川勝さんに対して周囲の人たちもどれだけ自由闊達に、そして多様な人材を配置できたかというところだと思うんですよ」と指摘。

2022年に静岡で発生した豪雨災害を取材した堀氏は「静岡市長と静岡県知事が非常に犬猿の仲で。携帯電話の連絡さえできなかった、しなかったということで初動が遅れたというのを取材していたんです。随分、不遜な態度でしたよ」と明かした。「市長に対して『君、君、君』と。周りがこういう発言を許さないこと。ちゃんとひと言うということは、あらゆるコミュニティー内で必要なことかなと思いました」と振り返った。

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