テーマは「きらめく夜桜の宴」 鶴ケ城公園でライトアップ始まる

ライトアップが始まった鶴ケ城公園

 会津若松市の鶴ケ城公園で3日、ライトアップが始まった。桜の木や鶴ケ城天守閣などが光に照らされ、幻想的な雰囲気をつくり出している。5月6日まで。

 「鶴ケ城さくらまつり」の一環で、今年のテーマは「きらめく夜桜の宴(うたげ)」。桜の木や天守閣のライトアップのほか、二の丸芝生広場ではびょうぶ型スクリーンへのプロジェクションマッピングを実施している。廊下橋の「荒城の月」をテーマにしたプロジェクションマッピングや、本丸石垣で色付きの影絵遊びができるフォトスポットもある。ライトアップ期間中は午前8時半~午後9時半、花見向けに本丸芝生広場を一般開放する。点灯時間は日没から午後9時半(桜の時期終了後は同9時)まで。

 3日のライトアップ点灯式では、室井照平市長が「約千本の桜とともに、夜の宴を楽しんでほしい」とあいさつ。室井市長、清川雅史市議会議長、会津若松商工会議所の渋川恵男会頭、会津若松観光ビューローの新城猪之吉理事長が点灯のスイッチを押した。

 さくらまつりは鶴ケ城公園を中心に3月30日から5月6日まで行われ、蒲生氏郷が奨励した市場を再現した「會津十楽 春の陣!」など各種イベントが繰り広げられる。

© 福島民友新聞株式会社