愛犬と過ごすなかで日々愛おしさが増している、と感じている飼い主さんは多いのではないでしょうか。

引用元：@komugi_10_29

紹介するのは、Instagramユーザー@komugi_10_29さんが投稿していた、こちらの動画。そこには、おもちゃを枕にして眠っている愛犬・こむぎちゃん（撮影時、生後4カ月／柴犬）の姿が映っています。

こむぎちゃんのこの姿を見て「かわいい！」とテンションが上がり、思わず動画を撮影したと話す飼い主さん。また、動画内で当時のこむぎちゃんについて、「子犬の頃は文句なくかわいかった」との思いを綴っています。

「今はもっとかわいい」

引用元：@komugi_10_29

あれから2年が経過し、こむぎちゃんは2才の成犬になりました。飼い主さんは動画の後半で、成長したこむぎちゃんの姿とともに、「今はもっとかわいい」「おばあちゃんになったらもっともっとかわいいだろう」との思いを綴っています。

飼い主さんは、どのような思いでこの動画を投稿したのでしょうか。話を聞きました。

飼い主さん：
「犬を迎えるにあたり、当たり前ですが『最期まで面倒をみる』と思っていました。それが、2年かけて覚悟、実感に変わったような気がします。

あっという間に過ぎる日をこむぎと一緒に過ごし、いつか看取る日に向けて『ヨボヨボになってもたまらなくかわいいだろうな』とも思いました」

この2年間で、こむぎちゃんの成長を強く実感した出来事が

引用元：@komugi_10_29

甘えん坊な性格だという、こむぎちゃん。「抱っこ」と言うと飼い主さんの体によじ登ってきたり、苦手な雨の日の散歩では途中で抱っこをせがんでくるのだそう。「もちろん家でも飼い主のストーカーです」と、飼い主さんはこむぎちゃんの甘えん坊エピソードを話します。

また、ビビりな一面もあるといい、自分よりも体が大きい犬が近づくと飼い主さんの後ろに隠れてしまうのだとか。

引用元：@komugi_10_29

そんなこむぎちゃんの成長を強く実感した出来事があるようで、飼い主さんは次のようなエピソードを話しています。

飼い主さん：
「子犬の頃は、甘噛みで手こずりました。散歩時の拾い食いもひどく、目を皿のようにして見て気をつけていましたが、病院に駆け込むこともしょっちゅう。土だと落ちているものがよく見えないので、半年ほどは公園にも行けませんでした。

悩んだ時期もありましたが、どうにか改善しようとしつけに関する本や動画などを見て試行錯誤するなかで、『我が家にあったやり方』を見つけることができたんです。

今では甘噛みも改善され、こむぎは口に入れたものも『ぺっ！』と出してくれるようになりましたね」

こむぎちゃんと日々真剣に向き合ってきたなかで、嬉しい成長が見られたようです。

飼い主さん家族にとって、こむぎちゃんは「とにかくかわいい存在」

引用元：@komugi_10_29

こむぎちゃんについて、「とにかくかわいくてたまりません」と話す飼い主さん。まだ手を焼くこともあるそうですが、ダメなことはしっかりダメと伝えると、こむぎちゃんは飼い主さんの言うことを理解してくれるのだそう。

一緒に過ごした2年間でしっかりと信頼関係を築いてきた、こむぎちゃんと飼い主さん家族。飼い主さんはこれまでの日々を振り返り、「犬とはそうやって“パートナー”になっていくんだな」と感じているそうです。

写真提供・取材協力／@komugi_10_29さん／Instagram
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文／雨宮カイ