上鶴間小学校 児童がメニューを考案 期間限定で提供 相模原市南区

左から今野さん、大竹さん、小泉さんと武島さん

上鶴間小学校6年1組(現在卒業)が総合的な学習で商店街の飲食店のメニュー作りに取り組み、期間限定で3月8日から31日まで実際に店舗で販売された。

商品化したのは東林間の居酒屋「焼鳥炎家」とパン屋「パンプティ」の2店舗。児童から案を募り、店主らがアレンジを加えて商品化した。

焼鳥炎家では「茶碗蒸し」と「炊き込みご飯」の案を採用した。炊き込みご飯を提案したのは大竹章仁さんは「炊き込みご飯が好きなので提案した。選ばれてびっくりした」と採用を喜んだ。所属する少年野球チームの宴会で同店を利用していたという小泉隆之助さんは茶碗蒸しを提案した。小泉さんは「炎家さんの雰囲気にも合うんじゃないかと思った」と理由を話す。

焼鳥炎家では東林間の名物、阿波踊りにかけて徳島県産の「阿波尾鶏」を使った茶碗蒸しにアレンジ。炊き込みご飯は三浦漁港でとれたサクラダイを使用しサーロイン牛を乗せた一品に仕上げた。同店の武島三喜雄代表は「ここが地元になる子どもたちと一緒に地域活性の取り組みができるのは素敵なこと」とコラボを喜んだ。

またパンプティでは「塩ガーリックパン」を採用。多い日で100個売り上げたという。考案した今野さんは「塩パンとガーリックパンが好きだったのでふたつ合わせれば美味しいと思った」と語った。

提供された「焼鳥屋さんの茶碗蒸し」

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