松竹退社のキンタロー。マネジャー不在も「スケジュールはパンパン」 偽名使ってTV局とやり取りも

キンタロー。【写真:ENCOUNT編集部】

フリー転身後初の生放送に出演

3月いっぱいで松竹芸能を退社したタレントのキンタロー。が6日、MBS『せやねん!』(土曜午前9時25分)に生出演。北大路欣也、前田敦子ら得意のものまねを披露し、現状についても語った。

フリー転身後、初の生放送出演に全力で取り組んだキンタロー。は、解散したばかりでピン芸人になった元プラス・マイナスの兼光タカシとともに大阪市内でのロケに参加した。前半ではドラマ『半沢直樹』での北大路に扮(ふん)し、会う人会う人に「松竹芸能に出向を命ずる」と連発。犬をなめ回そうとするなど“暴走”して兼光を食い、スタジオのトミーズ雅を「おもろい。おもろ~い。キンタロー。おもろ~い。兼光!(もっと)頑張れ~」と大喜びさせた。

後半では前田に扮し、AKB48の『フライングゲット』で再登場。桜の咲く中、晴れ着を着た女児2人に「優子! たかみな!」と声をかけて困惑させるなど、ハイテンションで笑わせた。そして、オール巨人に扮した兼光から唐突に「キンタロー。ちゃん、ちょっと君に聞きたいことあるんや」と切り出され、“生質問タイム”となった。

ビールで乾杯後、兼光から「いきなりやけどね、何で松竹やめたんや」と聞かれ、「やっぱり新しい道をフライングゲットしたかったですね。全然、不満なんかなくて、私のわがままで1人でやってみたいというところで。ホントにいい事務所です。松竹芸能は」と円満退社を強調した。

スタジオのチュートリアル・徳井義実から「フリーになって、仕事やりやすいとかやりにくいとか、大変なこととかあるんですか」と問われると、「まだ本当にフリーなりたてホヤホヤなので、わからないことだらけで教えてください!」と返答。「この『せやねん!』がフリーになった初めての生放送です。早速、お仕事フライングゲット! ありがとうございます!」と感謝し、テレビ局とのやりとりや新幹線のチケットなども自身で用意したといい「新たな試みです」と明かした。

アキナの秋山賢太からは4月の仕事量について「どんな感じ」と質問され、「スケジュールはパンパンです」と隣の巨人(兼光)を意識して発した。マネジャーもまだおらず、単独で動いているというキンタロー。は「偽名を使って、もう一人いる風に装っているけど、私だけです。『クマノ』っていう謎の名字を名乗ってやってます」と告白した。

また、徳井から「漫才したいとかならへんの」と聞かれた兼光は「全然ありません」と即答。「わかりませんけど、今は1人で頑張っていくっていうことで決めてますんで」と付け足し、次回の『R-1ぐらんぷり』への出場も明言した。キンタロー。と兼光はコンビを組んでの『キングオブコント』出場に色気を見せた。兼光が「2人で出るっていう手もありますよね」と前向きに話すと、キンタロー。も「『新たな門出チーム』で出させていただきたいと思います」と乗り気だった。ENCOUNT編集部

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