群馬の踏切で女児はねられ死亡 犬の散歩中?遮断機なし

女児がはねられ死亡した群馬県高崎市の上信電鉄の踏切=6日午後

 6日午前8時50分ごろ、群馬県高崎市吉井町の上信電鉄の踏切で、下仁田発高崎行きの普通電車に、10歳前後とみられる女児がはねられ死亡した。高崎署によると、踏切には遮断機や警報器が付いていなかった。

 署が女児の身元を調べるとともに、電車の運転士から話を聞くなどして事故原因を調べている。上信電鉄から「電車と人の事故があった」と110番があった。

 上信電鉄によると、女児は犬の散歩中に踏切に入ったとの情報がある。電車には約50人が乗っていたがけが人はいなかった。事故の影響で約2時間全線で運転を見合わせた。

群馬県警察本部

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