今年新たに“国の重要無形民俗文化財”に指定された當麻寺(葛城市)の『當麻寺練供養』、今年も4月14日(日)に開催!

今年新たに“国の重要無形民俗文化財”に指定された當麻寺(葛城市)の『當麻寺練供養』、今年も4月14日(日)に開催!

フォトグラファー Marco Lui

4月14日(日)、葛城市の當麻寺で『當麻寺練供養(正式名称:當麻寺聖衆来迎練供養会式)』が開催される。

『當麻寺練供養』は、二十五菩薩が中将姫を極楽浄土へお迎えする様子を野外劇のような形で再現する伝統行事。

当日は、極楽に見立てた本堂と現世に見立てた娑婆堂の間、120メートルを橋で結び、きらびやかな普薩面と衣装を身にまとった菩薩の行列が練り歩く様子を見ることができる。

練供養とは

フォトグラファー Marco Lui

練供養とは、臨終の際に当たり、仏・菩薩が訪れて極楽浄土に迎える様子を、具現化したもの。

難解な宗教の教えを、誰にでも分かるよう劇化することにより、難解な教えを分かりやすくしたものと言われている。

練供養自体は、日本全国に幾つか伝わっているが、その中で一番歴史があり規模が大きいものが當麻寺で行われる練供養だという。

2024年には“国の重要無形民俗文化財”にも指定された。

イベント概要

フォトグラファー Marco Lui

・開催日:毎年4月14日

・開催時間:16時から17時半

・アクセス:当日は混雑が予想されますので公共交通機関をご利用ください。

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