「恐怖で席を立つ」「異常な興奮」と評された“名作ホラー”『オーメン』名優&巨匠が語る、公開当時の貴重なインタビュー映像

『オーメン:ザ・ファースト』© 2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

6月6日午前6時に誕生した悪魔の子・ダミアンと、彼をとりまく人々の戦慄の連続死を描き、全世界を恐怖に包み込んだレジェンド・オブ・ホラー『オーメン』(1976)。当時ホラー・ブームの火付け役ともなった同作の前日譚を描く最新作『オーメン:ザ・ファースト』が、ついに4月5日(金)より全世界同時公開。

このたび、1作目『オーメン』(1976)公開当時のリチャード・ドナー監督、主演のグレゴリー・ペックらの貴重なインタビューと、最新作への繋がりを明かすフィーチャレット映像が公開された。さらに、世界各国で展開されている本作の多種多様な海外版ポスターも解禁。

“悪魔の子”ダミアン誕生に隠された戦慄の真実

物語の舞台となるのは、イタリア・ローマに位置するとある教会。奉仕生活を始めるためにやってきたアメリカ人修練生マーガレット(ネル・タイガー・フリー)が出会ったのは、修道院に預けられた少女カルリータ(ニコール・ソラス)。彼女の周囲ではなぜか人智を超えた不自然な連続死が起こり、その元凶はカルリータにあるとされていた。

孤立するカルリータに自分の過去をみたマーガレットは、彼女を気に掛けはじめる。そこでマーガレットは偶然にも、恐怖で人々を支配すべく悪の化身を意図的に誕生させようとする、教会の恐るべき陰謀を知ってしまう…。暗躍する彼らを阻止しようとするマーガレットだったが、教会に隠された謎を解き明かしていくその先で、さらなる<戦慄の真実>を目撃することに——。

レジェンド・オブ・ホラー『オーメン』を振り返る

フィーチャレット映像は、ホラー・ブームの真っ只中である1976年、『オーメン』の新約聖書「ヨハネの黙示録」に登場する“獣の数字”=666をもとにした独創的なストーリーが話題を呼び、劇場へ駆け込む人々の様子から始まる。

孤児のダミアンを引き取るアメリカ人外交官を演じた主演のグレゴリー・ペックが『オーメン』を振り返り、「人々の正気を失わせる試みでした」と明かしている。『オーメン』の大ヒットを受け、のちに『スーパーマン』(78)、『グーニーズ』(85)などの人気作品を手掛けた監督のリチャード・ドナーが、「ホラーを変えた非凡な作品。着想が実に見事でした」と映像内で語っているように、ショッキングな死の描写、上質なドラマ作品のような格調を両立させた奇跡の傑作として、今も多くの人々に愛されている。そして280万ドルの予算に対し、全米興収6000万ドルという大ヒットを記録し、アカデミー賞作曲賞を受賞する快挙を達成した。

当時、「恐怖で席を立つ」「異常な興奮」とまで評されたその名作ホラーの“はじまり”の物語を描くのが、最新作『オーメン:ザ・ファースト』だ。製作を務めたキース・レヴィンが、「『オーメン』ファンにも垂涎のものでしょう。初めて観る人もきっと戦慄するはずです」と話すように、またもや“オーメン”が、世界中を興奮と恐怖で包み込むこととなりそうだ…!ちなみに同映像内では、初代『オーメン』で大きな反響があった衝撃的なシーンの数々も収められている。一度観た人の記憶から離れない“オーメンらしい”ショッキングな演出が、最新作でどれほどまでに盛り込まれているのかにも期待したい。

『オーメン:ザ・ファースト』海外版ポスター全9種

さらに今回、『オーメン:ザ・ファースト』の海外版ポスター全9種が解禁となった。ダミアン誕生に繋がる物語の奇妙な世界観はそのままに、1976年のデザインからインスピレーションされた主人公マーガレットの顔が暗闇の中に赤く映るものから、悪魔の数字“666”が炎で表現されたもの、悪魔のものと思わしき複数の手が女性に伸びているもの、映画の舞台となる教会が連想されるステンドグラス調で、赤ん坊が人々にあがめられているようにみえるものなど、多種多様なビジュアルのポスターとなっている。これらのポスターが、本作をどう象徴しているのか…?!

1976年の公開から約半世紀過ぎても色褪せないレジェンド・オブ・ホラー『オーメン』の“はじまり”が描かれる『オーメン:ザ・ファースト』。ホラー映画の金字塔「オーメン」シリーズの“始まりの物語”で明かされる真実に、誰もが驚愕する—。

『オーメン:ザ・ファースト』は全国の劇場にて公開中

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