神社の屋根に設置された銅板盗んだ罪 男に執行猶予付き有罪判決=静岡地裁

2023年10月、静岡市の神社で、屋根に設置されていた銅板を盗んだ罪に問われていた男の判決公判が開かれ、静岡地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、住所不定の無職の男(52)です。

判決によりますと、男は2023年10月、静岡市駿河区の神社で、屋根に設置されていた銅板18枚(時価総額1万1253円相当)を盗みました。

4月5日、静岡地裁で開かれた判決公判で谷田部峻裁判官は、「換金目的で銅板を盗み、犯行は大胆で悪質」と指摘。

一方で、「本人が罪を認めて反省していて、当分の生活費の確保ができている」などとして、懲役1年6か月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

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