「どうしてパレス戦から気をそらさないといけない?」 ペップの意識はまだCLレアル・マドリー戦に向かず

シティを率いるグアルディオラ監督。[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は今週末の戦いにしか目を向けていないようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

このシーズン終盤のプレミアリーグで3つ巴の覇権争いを繰り広げ、6日の第32節でクリスタル・パレスとのアウェイ戦に挑むシティ。来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのレアル・マドリー戦を控えての一戦になる。

CLも連覇がかかり、さらにFAカップも含め、2年連続のトレブルも見渡せるとあって、レアル・マドリー戦も大事だが、スペイン人指揮官はまずはプレミアとの認識でいるようだ。

「正直に言って、プレミアリーグで2位と18ポイント差だったら、レアル・マドリーのことに目を向けたことだろう。だが、そうじゃない」

「我々は3位で、トップから遠く離れているわけじゃないが、(このクリスタル・パレス戦で)勝ち点を落とすようなら、(優勝は)ほぼ不可能になるだろう」

「したがって、この試合を勝たないといけないし、それからであれば、リカバリーにじゃなく、準備のための時間がもっとできるはずだ」

「レアル・マドリーのことをチェックする時間はまだそんなにない」

「このプレミアリーグを9、10カ月にわたって戦うなか、僅差にいるというのに、どうしてパレスとの大事な試合から気をそらさないといけないんだ?」

また、「大好きだ。国内のトロフィーが何より重要」と前人未到の4連覇がかかるプレミアが一番上にくる目標であるのを認め、「CLも大事だが、自分たちではどうしようもできない何かに左右される」と語った。

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