勝みなみが2位で決勝ラウンド進出「悩んだけど…」というクラブ選択の好判断

勝みなみ

米女子ゴルフツアーの「Tモバイル・マッチプレー」3日目(5日=日本時間6日、ネバダ州ラスベガスのシャドークリークGC=パー72)、首位と1打差の5位から出た勝みなみ(25=明治安田)は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72で通算3アンダーの2位で上位8人がマッチプレーで激突する決勝ラウンドに進出した。

前半にダブルボギーをたたくなど、スコアを4つ落とすも、折り返して迎えた後半は最終盤の3連続を含めて4バーディーと立て直した。勝は「前半ボギー先行で、ダブルボギーとか波のあるゴルフだったですけど、後半、風がやんでくれて、そこからすごい良いショットが続きましたし、パットのイメージもいい風に終われたので良かったと」と振り返った。

中でも大きなポイントになったのは11番パー4という。「ドライバーか4Uか悩んだけど、まあ、予選も通っているし…と攻めた結果、ファーストバウンドが良くてグリーンに向かっていってくれたので、バーディーにつながった」。この好判断でスコアを伸ばすと、終盤に3連続バーディーを奪取。2位で決勝ラウンドに進んだ。

また、笹生優花(22)は75で通算2オーバーの8位とするも同スコアの選手とのプレーオフに敗れた。稲見萌寧(24=Rkuten)は71の通算3オーバーで12位、古江彩佳(23=富士通)は75の通算5オーバーと18位で決勝に進めなかった。

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