きらやか銀と県内3信金、普通預金の金利引き上げ 0.020%に、2007年以来17年ぶり

きらやか銀行本店(資料写真)

 きらやか銀行は5日、日銀のマイナス金利政策解除に伴う市場金利の動向を受け、普通預金の金利を現行の年0.001%から年0.020%に引き上げると発表した。改定日は今月8日。普通預金の金利引き上げは2007年以来17年ぶり。

 定期預金の金利も併せて引き上げる。預入期間が1カ月~2年は現行の年0.002%から年0.025%に、3年と4年は年0.002%から年0.150%に、5年は年0.070%から年0.200%にそれぞれ引き上げる。

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 山形、鶴岡、新庄の各信用金庫は5日、日銀のマイナス金利政策解除に伴う市場金利の動向を踏まえ、今月8日に普通預金の金利を現行の年0.001%から年0.020%に引き上げると発表した。普通預金金利引き上げは、いずれも2007年以来17年ぶり。

 3信金は定期預金の金利も引き上げる。山形、新庄は預入期間が1カ月~2年は現行の年0.002%から年0.025%に、3年と4年は年0.002%から年0.150%に、5年は年0.070%から年0.200%にそれぞれ引き上げる。

 鶴岡は、定期預金金利を現行の年0.002%から預入期間が1カ月以上3年未満は年0.025%、3年以上5年未満は年0.150%、5年は年0.200%とする。今月1日から取り扱いを開始した創立100周年記念定期預金は期間3年が年0.25%(現行年0.10%)、期間5年が年0.30%(同0.15%)に変更する。

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