パリ五輪かけたU―23アジア杯 日本戦は地上波フルカバーでファン歓迎「良い意味で予想外でした」

U―23日本代表の大岩剛監督

大岩剛監督率いるU―23日本代表は、パリ五輪アジア最終予選を兼ねるU―23アジアカップ(15日開幕、カタール)に出場する。

今大会は動画配信サービス「DAZN」で配信される一方、地上波では、テレビ朝日が1次リーグの中国戦(16日)と韓国戦(22日)、五輪出場決定の可能性がある準決勝(29日)を放送することになっていた。さらに、NHKが19日の1次リーグ・UAE戦、日本が進む可能性のある準々決勝(25日)、3位決定戦(5月2日)、決勝(同3日)を地上波で放送する。

A代表のアジアカップでは日本の試合は、一部しか地上波で放送されないなど、最近では配信のみの試合が増えている中、今回は〝フルカバー〟となり、サッカーファンは歓迎。ネット上には「これは良い意味で予想外でした。やはりネット配信より気軽に観られるのはいいですよね」「宮本会長が頑張ったのか、テレビマンが世間の声に耳を傾けたのか知らんがいずれにしろ見直した」なとの声が上がった。

大岩ジャパンが、パリ五輪に出場するためには、4強以上が絶対条件。3位までは出場権を獲得し、4位はアフリカ予選4位のギニアとのプレーオフに回る。地上波放送を後押しに、パリ切符を獲得なるか。

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