「プロ野球カードゲーム ドリームオーダー」を先行体験!ピッチャーとバッターの勝負を中心に、サポートや能力で戦術の奥深さを感じられるTCG

「プロ野球カードゲーム ドリームオーダー」は、野球をテーマにした1対1の対戦型トレーディングカードゲーム。監督となって選手を起用し、自分だけの「ドリームオーダー」で対戦するのはもちろん、好きな選手のカードをコレクションして楽しむこともできる。

先行体験会には、ブシロードの代表取締役社長兼CEOである木谷高明氏も登壇。ブシロードでは、何年か置きに“社運を賭ける”という表現を使って新しい作品をスタートさせているが、久しぶりにこのフレーズを使って臨みたいという作品になったとコメント。

続けて、野球の楽しさや選手たちのかっこよさを表現できているカードゲームであると語り、必ず成功させるよう努力していくと意気込みを述べた。

その後には、スタッフからゲームの一連の流れについてティーチングを受けた。本作で中心となるのは、ピッチャーとバッターの勝負。カードの左下にかかれたAP(アタックポイント)とDP(ディフェンスポイント)という数字が勝敗を分ける。

お互いに相手より大きい数字を出せるように考えてプレイを進めていく必要があり、それぞれの数字を強化するサポートカード、同名カードを使用した“覚醒”、選手それぞれに用意された能力などを活用し、強打を狙う“強振”と、堅実な出塁を目指す“ミート”の2つの属性を使い分けて、得点を挙げていくことを目指す。

リアルの野球と同じく、3アウトで攻守交替となり、3イニング終了時点で得点の高い方の勝利だ。

その他の詳細なルールやプレイの様子は、公式サイト(https://dreamorder.com/)はもちろん、YouTube上で動画が公開されているので、こちらを確認すれば、理解を深めることができるだろう。また、「ブシロード新春大発表会 2024」での発表時の記事内でも、ルールなどを確認することができるので、こちらもあわせてチェックしてみてほしい。

筆者は野球経験者であり、今でも日常的にプロ野球をTV中継などでチェックするほどのファンであるためか、カードゲーム独自のルールさえ理解すれば、あとはおのずと流れを把握することができた。

一通りのティーチングが終わった後には、実際に自分たちだけでプレイしてみることに。ピッチャーとバッターの勝負に重きを置いているため、一見シンプルに見えるかもしれないが、打順を考慮してのサポートの配置、“覚醒”の使いどころなど、非常に奥深いものがあると、プレイしながら感じた。また今回は、構築済みのデッキを使用してのプレイだったが、自分で1からデッキを作り上げるのも、考えただけでもワクワクしてしまった。

その他にも、単打、二塁打、本塁打だけでなく、バントや盗塁を絡めた“スモールベースボール”のような戦術の実現、トレードやFAなど移籍が行われた来シーズンといったように先の展開がどのようになるのか、今から非常に気になるポイントでもある。

現状は単一球団構築もしくは、セ・リーグまたはパ・リーグの球団の選手のみでデッキを構築することになるが、“自分の考えた侍ジャパン”での勝負も行ってみたいところだ。

会場内には、スタートデッキやブースターパックに収録されるカードも展示されていた。スタートデッキに収録される選手については、公式サイトに掲載されているので、自分のお気に入りの選手がいるか、ぜひチェックしてみてほしい。

なおスタートデッキに含まれていなくても、それ以外の選手はブースターパックでの収録があるとのことだったので、お気に入りの選手の入手はもちろん、先述の幅を広げる意味でも購入を検討してみてはいかがだろうか。

4月20日に発売となる「プロ野球カードゲーム ドリームオーダー」。野球ファンはもちろん、カードゲームをあまりやったことがない人でも、簡単にプレイすることができる作品となっている。発売に向けて、カードショップなどでは、ティーチングツアーが開催されているので、近くのショップで行われていないかチェックし、興味のある人はぜひとも足を運んでみてほしい。

(C)Bushiroad


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