松山英樹 マスターズ前哨戦で1アンダー、34位浮上も本番に向けた最終調整に不安?

松山英樹(ロイター=USA TODAY Sports)

米男子ゴルフツアーの「バレロ・テキサスオープン」2日目(5日=日本時間6日、テキサス州サンアントニオのTPCサンアントニオ=パー72)、10打差80位から出た松山英樹(32=LEXUS)は4バーディー、2ボギーの70と伸ばし、通算1アンダーの34位に浮上した。

今季メジャー初戦「マスターズ」(11日開幕)の前哨戦とあって、アイアンクラブの調整など本番に向けた最終チェックも兼ねて大会前からを気を配っていたという。ただ〝準備〟は進んでいない。松山は「良いところ、悪いところもあって、その差がなかなか埋まらない。やってはいけないミスが多々出ているので」と振り返った。

今大会前に「状態を確かめる意味でも、大事な試合」とし「マスターズ前なので結果がよければ、自信を持っていけるので頑張りたい」と語っていた。実戦でクラブなどの調整とともに〝メンタル面〟の強化をもくろんでいたわけだが、不安を払拭できていないようだ。決勝ラウンド進出を果たし、残り2日でメジャー2勝目に向けた確実な手応えをつかむことはできるだろうか。

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