「キョウゴは彼らにとって重要」セルティックが挑む天王山、宿敵DFは古橋亨梧を警戒!「良いチームなのは明らか」

4月7日に行なわれるスコットランドリーグ第32節、レンジャーズ対セルティックのオールドファーム(グラスゴーダービー)は注目の一戦だ。タイトルレースを左右すると言っても過言ではない。

セルティックは首位に立つが、2位レンジャーズとはわずか1ポイント差。敵地アイブロックスでの今回の直接対決で負ければ、首位の座を明け渡すことになる。しかも、セルティックは消化が1試合多いため、レンジャーズの未消化分の試合結果次第で5ポイント差とされてしまう。

つまり、両チームにとって、今回のダービーはタイトルに近づくための重要な試合なのだ。

その大事な一戦で注目されるのが、古橋亨梧だろう。大一番での勝負強さは知られている。今季もすでに2回の対戦でいずれも決勝点をマークした。

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レンジャーズにとって最も警戒すべきひとりが古橋であることは疑いない。

だが、地元紙『Daily Record』によると、レンジャーズのDFコナー・ゴールドソンは「キョウゴはもちろん彼らにとって重要で、得点を挙げる選手だ。でも、チーム全体としてセルティックを止めなければいけない」と、古橋をボールに触れさせないことが重要と述べた。

「彼がゴールを決められるようにするには、まずキョウゴにボールを届けなければいけないんだ」

「彼らが良いチームじゃないとは言わない。良いチームなのは明らかだ。でも同時に、僕らは自分たちを完全に信じている。試合では自分たちの威信を出さなければならない」

前述のように、今季のオールドファームはセルティックが2勝している。流れを変える準備はできているか問われると、ゴールドソンは笑顔で「ああ、もちろんだ。そう願っているよ」と答えた。

大事な一戦で古橋は再びネットを揺らせるか、それともレンジャーズが食い止めるのか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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