卓球男子で2016年リオデジャネイロ五輪団体銀メダルの吉村真晴(30=TEAM MAHARU)が、6日に都内で行われた茅台杯日中国際交流卓球大会にゲストとして参加した。
吉村は大会のエキシビションマッチとして、高木和卓(彩たま)と対戦。序盤は8ー3と大量リードを奪うも、高木和の粘りもあり最終的には11ー13と敗れた。それでも「久しぶりに(高木和)卓さんと一緒に試合ができて楽しかった」と笑顔を見せた。
同大会は新型コロナウイルスの影響で中断していたが今年から復活し3回目となった。「卓球という素晴らしいスポーツを通して、国境を越えて交流できるのは非常にうれしい。僕自身も若い時は大人の人と一緒に練習をして強くなったので、若い選手やご年配の皆さんも一緒に、卓球で仲良くなってほしい」と参加者へエールを送った。
吉村はパリ五輪への出場は逃したものの、現役を続行している。今後に向けては「僕もまだ頑張っている。中国の選手は素晴らしい選手がたくさんいて、リスペクトすることばかりだけど、自分も見習って高みを目指して頑張っていきたい」と力を込めた。