女子高生ショック…電車内で向き合う男性、ドア付近でわいせつ行為 翌日もホームに男性出現、生徒が駅員に事情説明…駅員が男性に声掛けると逃走、取り押さえ逮捕 その後「やっていません」と否認、なぜか不起訴に

男性が不起訴 電車で強制わいせつ容疑

 昨年5月、東武越生線の電車内で当時高校生の10代女性の体を触るなどしたとして、8月に強制わいせつの疑いで逮捕されていた埼玉県富士見市の男性(25)について、さいたま地検川越支部は3月28日までに不起訴処分とした。処分は26日付。処分理由は明らかにしていない。

■向かい合って、体を触る(以下、初報記事)

 埼玉県警西入間署は8月22日、強制わいせつ容疑で、富士見市の男(24)を逮捕した。

 逮捕容疑は5月22日午前8時10分ごろから同20分ごろまでの間、東武越生線の電車内で、高校生の10代女性の体を触るなどした疑い。

 同署によると、男は同線の下り電車内のドア付近で、女子高校生に向かい合って立ち、通学途中だったこの生徒の体を触ったという。女子高校生は登校した後、教諭に被害を申し出て、教諭が同署に通報した。

 翌23日、この生徒が通学のため乗車する駅のホームで男を発見し、駅員に申告。駅員が事情を聴こうとしたところ、逃走を図ったため取り押さえて110番。同署の調べに対して容疑を否認したことから、裏付け捜査を進めていた。

 男は現在も容疑を否認し、「やっていません」と供述しているという。

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