山本雪乃アナ 初エッセイ出版で自虐ツッコミ「誰が買うねん」 アナ志望の学生にもメッセージ

初エッセイを発売した山本雪乃アナウンサー

テレビ朝日の山本雪乃アナウンサー(32)が6日、都内で行われた「山本雪乃初エッセイ『ホップ! ステーップ! ピンク!』発売記念取材会」に出席した。

テレビ朝日系「グッド! モーニング」でピンクジャケットを身にまといインタビューする姿が印象的な山本。自身を「人気アナウンサーじゃない」と語るだけあってエッセイ本の出版に驚きを隠せない。「『人違いですよ。誰が買うねん』と言いました。それ以外の言葉が浮かばなかったですね」。

エッセイでは、順風満帆とはいえない、低空飛行の女子アナ人生を等身大でつづった。「宝くじにあたるような確率で女子アナになってみたら、世間から好かれる人種ではないと実感した。働いてみても輝きを届けられるものではなくて、皆さんと同じように働く仕事なんだと実感したのでそれを込めてこの本を書きました」と書籍について説明。「飾らず全部を詰め込みました」と手ごたえを語った。

アナウンサーの理想と現実、ギャップに触れた本作を執筆したうえで、アナウンサー志望の学生には「アナウンサーに求められるのはニュースを読むことでも上手くリポートすることでもない。何か別の力もアナウンサー力の一つだからいろんな人がなっていい」とメッセージ。「よく言われるんですよ、『可愛くねえな』みたいな。でも可愛くないアナウンサーよくない? って思えるくらい別のことで自信を持てばどんな人でもどんな仕事もできます」とエールを送っていた。

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