丸紅、メタバースを本格活用へ ファッション事業、6日一般公開

丸紅が一般公開を始めた仮想空間「WEAR GO LAND」での試着のイメージ(丸紅提供)

 丸紅が、ファッション事業でインターネット上の仮想空間「メタバース」の活用に乗り出した。若い女性を中心にショーや買い物、試着などが楽しめる空間「WEAR GO LAND(ウェアゴーランド、WGL)」を構築。年末から来春にかけての本格展開を目指し、6日に一般公開を始めた。21日までの期間限定。

 WGL空間の参加者はパソコンやスマートフォンで分身の「アバター」を操作し、ショーの会場やブランドの店舗、写真撮影用のブースなどを自由に移動できる。公開期間は女性ファッション誌「ViVi」の専属モデルによるショーを開催、X―girl(エックスガール)など3ブランドが出店する。

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