「イケオジすぎる」大谷翔平第2号ホームランボールを投げ返した男性の熱き“カブス愛”に大谷ファンも脱帽

ライトポール際に第2号を放り込んだ大谷翔平

ドジャースの大谷翔平が、4月6日(日本時間)に米シカゴのリグリー・フィールドでおこなわれたカブス戦で、第2号本塁打を放った。2試合連続のアーチとなる2ラン。5回表、相手投手の初球をとらえ、鈴木誠也が守るライトのポール際に運んだ。

そのホームランボールをキャッチしたファンが、注目を集めている。捕球した男性は、ボールをつかんだ拳を友人と突き合わせ、歓喜するも、グラウンドに投げ返したという。6日配信の「中日スポーツ」によると、男性は地元出身のジム・リッチさん。生粋のカブス党であるリッチさんは、「相手チームのホームランを返球するのはリグリー(カブスの本拠地球場)の伝統だ」と語った。また、ボールの価値については気にしていない様子で、「俺は翔平のファンではない、カブスのファンだから」と、熱烈なチーム愛をアピールした。

大谷のホームランボールをめぐっては、第1号を捕球した女性ファンがドジャースから返還を迫られたことを明かし、物議を醸している。米メディアによると、ドジャース移籍後、初めて放った第1号のボールの価値は10万ドル(約1500万円)を超えるという。女性は、大谷のサイン入り帽子やバットなどと引き換えにボールを返還。さらに、球団は女性とその夫を別の試合に招待するとともに、価値ある記念品の贈呈を約束したと報じられている。

ホームランボールは選手の功績を示すものであり、米国では捕球したファンと球団との間で交渉がおこなわれ、返球する代わりに記念品や選手との交流会が提供されることが多い。大谷がリグリー・フィールドのスタンドへ初めて放り込んだボールを、迷わず投げ返したリッチさんの振る舞いには、SNSで称賛が巻き起こっている。

《カブスファン熱いねぇ》

《大谷翔平のホームランボールを投げ返した男性つらぬき感がかっこいい!》

《イケオジすぎる。誰相手でもカブスの伝統を守りきる姿…これがホンモノのファンですね》

《大谷翔平2号ホームランボール取った人、映画みたいなアメリカ人ですごい》

この後のホームランボールも、新たな物語を生みそうだ。

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