小林製薬「紅麹」サプリ約2年間摂取…「尿の濁り」「倦怠感」症状今も続く 県に健康被害相談

大手製薬会社の小林製薬が製造した紅麹製品を摂取した人に健康被害が発生している問題で、島根県は5日、新たに県内在住の1人から健康被害の相談があったことを明らかにしました。会社が自主回収を始めた先月22日から今月4日までに県に寄せられた健康被害の相談は、これで10人です。

県によりますと、相談者は50代の女性で、摂取していたのは紅麹コレステヘルプ20日分でした。

約2年間摂取し、倦怠感と尿の濁りがあって現在も症状は継続しており、医療機関を受診予定だということです。

商品の摂取と症状の因果関係は分かっていませんが、県では回収対象とされている「紅麹コレステヘルプ」の15日分と30日分(通信販売用)及び20日分(店頭販売用)、「ナイシヘルプ+コレステロール」と「ナットウキナーゼさらさら粒GOLD」の4商品を摂取しないことと、これらを食べて体に不安や異常がある場合は、医療機関を受診するよう呼び掛けています。

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